マヨのブログ

ココロオドル

中国留学記⑫

你好👋

<端午节>

暑い日が続く大連ですが、日本とは違う夏の暑さを感じています。カラッとしていて気持ちの良い暑さです!日本は梅雨入りし、雨の日が続いていると聞きました。大連は、雨があまり降りません。傘を使う機会がほとんどないほど、一年を通して雨の降る日が少ないです。

中国は6月18日に「端午节」という祝日を迎えました。これは中国の三大伝統節句であり、とても重要視されているそうです。この日は「ちまき」を食べる、という伝統があります。私は食べる機会を逃しましたが、この連休を利用して西安へ旅行に行ってきました。今回はその旅行記を書きたいと思います!

 

<西安旅行記> 

皆さんは西安という場所をご存知ですか。西安は中国の中心部に位置する中国有数の大都市です。f:id:michael0714:20180622123354j:image 

西安は、かつては長安と呼ばれていた場所でした。中高生時代に歴史で勉強したことがある方も多いと思いますが、長安とは中国歴史上における唐の都に当たります。唐以外にもさまざまな王朝の首都を務めたのがこの西安です。そのため悠久な歴史を持ち、美しい古都として人々の注目を集めています。

 

<兵马俑>

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西安で最も有名な、世界遺産である兵馬俑へ行ってきました。これは秦の始皇帝の墓とされ、約2200年前のものです。2200年前に作られたものを、今もこうしてみることができるなんて感動ですよね。まさにタイムカプセル。

古代中国では、貴人が死ぬと死後も生前と同じ生活が送れるように、さまざな人形を型取り一緒に埋葬されました。つまり、この兵馬俑とは始皇帝が死んだ際につくられた兵馬の人形のことを指します。

おそらく当時の兵士や部下をかたどったのであろう、等身大の人形が約8000体も飾られています。悠々自適な生活をしていたんだろうなあ、と想像できます。羨ましいです。

私は実際に行ってみて驚いたのが、人形の1つ1つの顔がとてもリアルなこと。1つとして同じ顔のものはなく、全てがバラバラなんです。というのも、始皇帝は人形それぞれに魂を込めるため実在する軍隊をモデルにこの人形を作らせたのだと言います。そんなことができるほど沢山の人を従え信頼を集めていた始皇帝、ってどんな人なんだろう〜と単純に気になります。

兵馬俑博物館には、祝日ということもあり人の数が異常でした。暑い中人の波をかき分けながら展示物を見るのは少し気が滅入りました。しかし、外国人の姿もたくさん見られ、私と同じように中国の歴史や文化に興味を持った人が多くいることに嬉しく思いました。

 

<他にも>

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旅行中はそれ以外にも中国の五名山として知られる华山に登ったり、演劇を観に行ったりしました。旅行で山登りをするのは初めてでしたが絶景を堪能することができ、幸せでした。そして演劇は、唐の玄宗楊貴妃の話を舞台にしたもので迫力とスケールの大きさに圧倒されました。この話の内容は大学1年生の頃に中国語で暗唱したことがあるもので、またこうして舞台として違う形で味わえたので感慨深かったです。

 

<旅行を通して>

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今回の旅行は韓国人2人日本人2人で行ったのですが、ここでも文化の違いを味わうことができました。私を含め日本人は優柔不断な人が多い印象ですが、韓国人はすごくテキパキ決めます。なんでも先頭を切って積極的に動くので私たち日本人はただついて行くだけでした(笑)私だとそんなに思い切っていけないなあ、と思いながら。主張が強いのも特徴の1つですが、なかなかすぐに物事を決め切れない私からすると有難いです。また韓国人は、正義感と義理を大事にする気持ちがとても強いです。そのためどんな場面でも思いやりをもって接してくれます。本当に優しい!

日本人に一番よく似ている民族は韓国人だと言われますが、似ている場面は多いものの実際に接してみると違うところは沢山あると思います。いい意味で文化の違いを味わうことができとても幸せです。

 

<さいごに>

いかがでしたか。是非皆さんも中国旅行に挑戦してみてください。

とっても眠たい中振り返った旅行記でした。おしまい!

 

再见👋