マヨのブログ

ココロオドル

中国留学記⑯

你好👋

<後期の幕開け>

f:id:michael0714:20181111024221j:image

九月初旬に始まった今学期も、すで二ヶ月が過ぎてしまいました。今は中間テスト期間なのですが、勉強に疲れたので息抜きでこの留学記を書こうと思いつきました。最近はなかなか書けていなかった!ので、今の生活について少し書こうと思います。

 

<日本語にまみれた生活>

今学期は高級Bクラス、という前学期よりも二つレベルが上がったクラスに所属することになりました。最初はクラスメイトたちの中国語レベルの高さに怖気付いていましたが、今は負けないように、と私も彼らを見習って頑張っています。

ところで、高級クラスの特徴といえば、なんといっても日本人が多すぎること。クラスの三分の一以上が日本人ということで、前学期よりも日本語を話す機会がかなり増えてしまいました。せっかく中国に留学しているのに、これじゃあ日本にいるのと変わらないな、とモヤモヤした気持ちでいっぱいでした。また、前学期できた友達も殆どが帰国してしまい、気づけば外国人の友達が全然いないじゃん!というなんとも最悪な状態でした。

さらに、お昼休みと午後の過ごし方や過ごす相手も前学期とほとんど変わらず、単調すぎる毎日にすごく嫌気がさしていました。

何か新しいことに挑戦したい、刺激が欲しいという一心で、事務室に駆け込み先生から沢山中国人を紹介してもらったり、中国人学生のバドミントンクラブに入ってみたり、いろんなことをしてみました。しかし結局は日本語学科の中国人友達はできるものの、他の収穫はなし。彼らとのコミュニケーションは楽しいけれど、日本に興味があり、日本語も多少話せる人が殆ど。この半年で中国語レベルを思いっきり上げたいという熱意を持ったわたしからすると、少し物足りない気がしました。

 

<中国でバイト?>

そんな時、大連に来たばかりの新入生の友達に、髪を切りに美容院へ行きたいから付いてきてほしいと頼まれました。私は以前行ったことのある場所を紹介し連れて行くと、店長は私の顔を覚えていてくれていたようで、話しかけてくれました。すると急に、明日から働いてくれないかと頼まれました。えええ?と驚いていると、簡単な仕事しかないし、暇な時は勉強したりお喋りしたり楽しいよ、今人手が足りないからお願い、ということを言われ、なぜか美容院でバイトを始めることになりました。適当すぎます、さすが中国。

留学生はビザの関係上、バイトができないのでお手伝いという名目で始めましたが、これが本当に楽しすぎるんです(笑)

 

髪の毛や美容に関する知識が一切ない私でしたが、今では少しずつできることも増えてきました。こんな素人がやるのはお客さんに申し訳ないし、日本だとあり得ませんが中国だと普通みたいです。

そしてなによりも、お客さんとのコミュニケーションが楽しくて自分の中国語を試すチャンスが沢山あることにすごく満足しています。店長がすごく気さくな人で、毎日店には彼の友達や近所の従業員がたくさん集まってきます。そんな彼らとの会話を通じて思ったのが、"聞き取れない"ということです。

最近は、授業中先生が話す内容や友達との会話で使われる中国語も全て聞き取れるようになって、自分の中国語リスニング能力に自信がついてきたところでした。買い物や食事の際でも中国語で困る、ということは減ってきて半年間の努力の成果をしみじみと感じていました。

しかし、その自信がへし折られるかのように、美容院にやってくる彼らはものすごいスピードで訛りのある大連語を話します。全然聞き取れない。そこで私は気付きました。外国人と中国語で話すのを聞き取れるのって当たり前じゃん!外国人慣れした店員さんや、授業中の先生の話を聞き取れるのも当たり前じゃん!ということに。中国語を学んでいる同士で話しても会話のスピードやレベルは同じなので何も難は無いし、中国語を教える専門の先生が話す綺麗な標準語も聞き取れて当然なことなんだと思いました。

私が目指しているのはそんな中途半端なものじゃない!中国人に間違えられるくらい、流暢な中国語を喋れるようになりたい。今の環境だと自分の努力次第でそれを叶えることができるんだ、と気付きました。今、彼らとのコミュニケーションは私にとって難しいし聞き取れないことも沢山あるけど、めげずに続けていけばきっと成果が得られると信じています!

 

中国語の伸びについて悩んでいた時期に、こんなステキな機会を与えてくれた店長さんと、とりあえず飛びついてみた私。ほんとにナイスだったな〜と思います。今の環境で精一杯やりきろうと思っているので、あと二ヶ月間モチベーションを保って頑張ります。

 

 

 

<さいごに>

今回も読んでくださった方ありがとうございました!

そして、今回書ききれなかった中国の働き方については、いずれ書きたいと思います。日本とは全く違いますし、環境と仕事への態度に私は驚かされることが沢山ありました。これもまた面白いと思うのでまた読んでください〜

 

 

 

それでは!再见👋