マヨのブログ

ココロオドル

中国留学記⑨

你好👋

9日間という長い長い休暇が終わり、また授業が再開しました。なかなか切り替えが難しく、まだ浮ついた気分ですが、気を引き締めて頑張ります。この休み期間、私は内モンゴルと北京へ旅行に行ったり、大連市内にある遊園地へ遊びに行ったりと、とても充実した日々を過ごしました。その中で最も思い出に残っているのは、やっぱりずっと行ってみたかった内モンゴル自治区。今回はそんな内モンゴルの旅行レポートを書こうと思います!

 

<悲しすぎるミス>

"モンゴル"と言うと、海外のように感じますが、実は、内モンゴルは中国国内にあります。私は中国へ留学に来て、したいことNo. 1が内モンゴルへの旅でした。モンゴル、のイメージってなんだかワクワクするものばかりで、ずっと夢見て憧れていました。

しかし内モンゴルへの旅行は、行く前から壮絶なものでした。実は四月の初めに計画していたこの旅行。大連空港まで行き、あとは飛行機に乗るだけ、というところで事件が起きました。本当にアホなことをしてしまい恥ずかしいのですが、同じ被害者がでないことを願いシェアします。(笑)

簡単に言うと、飛行機チケットの名前入力を間違えました。ネットで購入した大連⇄内蒙古の航空券。自分の名前を記入する欄で、私は"漢字"で名前を入力しました。しかし、パスポートの名前って、"英語(アルファベット)"ですよね。その2つが一致しないため、飛行機に乗ることができませんでした。悲しすぎて空港で泣きました。自分本当にアホ!!!!!!!反省

 

 

<リベンジ>

気を取り直し、次こそは、という気持ちで今回内モンゴルへ旅行に行きました。今回は飛行機ではなく、火车という安い列車のようなもので行くことにしました。大連から北京まで六時間、北京から内モンゴルまで七時間、という安さだけを求めたストイックな旅となりましたが、初めての経験ばかりでワクワクしました。大きな失敗はなかったもののトラブルは沢山。まず火车の駅を間違えて乗り遅れそうになったり、空港で化粧水と乳液を捨てられたり。もっと危機感をもっていたら、避けられたミスばかり、、ですが旅にトラブルは付き物。楽しく乗り越えられた気がします。(笑)

 

<モンゴリアンな旅>

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初日の宿泊場所は、なんとなんとゲル!ゲルとはモンゴルの伝統的な家のことです。私のゲルのイメージとは裏腹に、中にはきちんと暮らせる範囲の設備が用意されていて、感動しました。(おそらく、観光客用)住み心地もなかなかです。日中は暖かいものの、朝晩はかなり冷え込みました。さすが草原。内モンゴルの人々は、どうしてこのような形の家に住もうと思ったのかが気になって、すぐ調べました。リンクを貼っておくので気になった方は覗いてみてください。http://nozawa.site.ne.jp/mongol/gel/gel.html

そして、モンゴルチックな旅を求めて、馬に乗ったり砂漠で遊んだりラクダに乗ったりしました。本当に楽しかった!初めて乗るラクダは、思ったより乗り心地は良くなかったです。が、とっても可愛くて癒されました。

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馬もラクダもきちんと教育されていて危険性は全くないのですが、なんだか元気がないように感じました。それもそのはず、毎日毎日、物珍しさを求めてやってくる観光客のために働いているのだから、楽しいわけがありません。私もそのうちの一人であり、同情する資格はありません。しかし本来ならもっとのびのび生きられるはすが、人間のエゴによって望まない生活を送っているのだと思うと、複雑な気持ちでいっぱいでした。

 

 

 

そして、最後は内モンゴル博物館へ行きました。歴史や文化を知ることができ、ますますモンゴルへの興味が増しました。自分の知識の領域を超えて学ぶって本当に楽しいことだなあ、と改めて感じました。そして記念にチンギスハンとツーショット。🤣🤣

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感想をつらつらと、今回は内容の薄っぺらい留学記となりましたが、読んでくださった方ありがとうございます。

五月が始まったということで、みなさん今月も全力で駆け抜けましょう〜!!!

 

再见👋

 

 

 

中国留学記⑧

你好👋

<やっと咲いた桜>

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日本ではもう既に散ってしまったでしょうか。春の醍醐味とも言える桜が大連ではやっと咲き始めました。待ちわびた綺麗な桜を見るために先日クラスメイト達と旅順市内にお花見をしに行きました。本当に綺麗でした。夏の暑さや冬の厳しさに耐え、春に美しい花を咲かせる桜。私もそんな風に努力を重ねて目に見える成果を出せる人間になりたいなあ〜〜〜! 

 

<慣れない文化>

早速ですが、「中国」に対して皆さんはどのような印象を持っているでしょうか。私は正直ここに来るまで悪いイメージしか抱いていなかったのですが、実際に住んでみて見方がずいぶんと変わりました。百聞は一見に如かず、とはまさにこのこと。日本に住んでいて、いかにメディアに踊らされていたのか、というのをひしひしと感じています。まだ二ヶ月近くしか暮らしていませんが、想像を上回る居心地の良さに驚いていますし、中国に対して肯定的になったのは間違いありません。

こういった感想は、一度中国に行ってしまえば誰もが持つものだと思います。これまで留学を経験した先輩や同期も同じようなことを口にしていました。私も今そんな暖かい気持ちでいっぱいですが、受け入れられない部分も、まだまだ沢山あります。プラスなことを書こうと思ったのですが、今回はそんな、なかなか発信しづらい中国のここがいや!を書いちゃおうと思います。(笑)

 

 

<ここがいや!!!>

私は中国に来て未だ慣れないマナーが多くあります。これまで住んだことのない国、国籍の違う人たちと過ごしていくわけで、もちろん今まで通り穏便に暮らせるとは思っていませんが、日本人として、どうして中国人はそういうことをするのだろう、と考える場面が多々あります。

 

例えば、「並ぶ」という概念がないこと。東日本大震災の際に、炊き出しを待つ日本人の綺麗に列を作って待つ姿が、海外の人から驚かれたことを覚えていますか?私はそのニュースを聞いて、逆になんで並ばないの?と疑問に思ったことを覚えています。日本人は、どんな時でも順番を守ってきちんと並ぶことを習慣としています。しかし、中国に来て分かったのは、その習慣は当たり前のことではないということです。順番なんて関係なし。わたしは急いでるの!と言わんばかりにどんどん抜かします。きちんと列を作ろうよ、と言いたくなります。どうして周りの人のことを考えられないのでしょうか。きっと誰もが自分優先で動いているからです。私たち日本人は、相手を気遣うことをマナーとし、「美」と捉えていますが、中国では一般的にそのような考えを持っている人はあまりいません。価値観が違うのだと言ってしまえばそれまでですが、この日本との違いにはなかなか慣れません。彼らの姿を見ていると、日本人は本当に「考えすぎる」人種なんだと思います。色々な方面にアンテナを伸ばし、いかに相手を喜ばすことができるか。常に矢印は自分以外を指しているイメージがあります。中国は逆ですね。その周りを気にせず自分の信じた道をゆく生き方、ある意味かっこいいなと思います。(笑)

 

次に、どこででも唾を吐く習慣。中国の道は驚くほど汚いです。それもそのはず、中国人はしょっちゅう唾を道路に吐きます。ものすごい音を立てて吐き捨てるので、こっちまで気分が悪くなります。さらに、室内でも余裕で吐いちゃいます。そのため「ここで唾を吐かないでください」という張り紙が道だけではなく、電車の中やエレベーターの中に張られています。日本人からしたらあり得ない習慣だと思います。わたしも本当に受け入れられなくて、いやこれは受け入れる必要ないなとまで思っています、、本当に汚い!!!!!

 

そして、トイレ事情。一般的なお店のトイレにはトイレットペーパーがありません。私は持ち歩くようにしていますが、有料だったり、場所によると顔認証システムで貰えたりするそうです。これは、トイレットペーパーを盗む人への対策なのだとか。なんだか、お互いがお互いを信頼できていない国なんだなあ、と感じました。中国だけでなく、日本以外の他の国もそのような対策を取っている国が多いです。これらを考えると、日本って本当に素晴らしい国なんだなあと思います。

 

 

愚痴っぽくなってしまいましたが、率直に感じていることを書いてみました。マイナスなことばかりを書きましたが、もちろんそれ以上に素敵な面を沢山持っている国だと思います。またいずれ書くつもりですので待っていてください。

 

読んでくださった方ありがとうございます〜!今日から中国も大型連休が始まります。私は内モンゴルと北京を旅行する予定です。またレポートしますね〜みなさんも楽しいゴールデンウィークをお過ごしください!😌ではでは

再见👋

 

 

 

 

中国滞在記⑦

你好👋

<中国での暮らし>

中国に来て早くも一ヶ月半が経とうとしています。こちらはやっと春の訪れを感じられる季節となり、もう少しで桜が咲く頃です。暖かくなる日が待ち遠しいです。中国での生活はだいぶ慣れてきて、毎日とっても楽しんでいます。言語の方はというと、正直中国語はなかなか上達を実感できていません。留学に対しての期待は誰よりも持っていたので、自分が予想した通りのスピードで中国語力が伸びていないことに歯がゆさを感じています。まだ一ヶ月半、されど一ヶ月半。限られた留学生活の中でどれだけ自分の言語力を上げるのかは自分の行動にかかっています。  

 

<中国語勉強>

私は、一年後HSK6級を取得する、という目標をもって中国留学に臨んでいます。6月には5級に挑戦するつもりですが、そこまでの実力はまだまだ。頑張らないとなあ、と焦っています。

私の留学する大連外国語大学では、留学生は朝8時半から12時までの授業で、昼からは完全にフリーです。その時間をどう使うか、が学力に差をつける秘訣だと私は思います。

 

私は留学にきて現地で生活していれば、言語力は勝手に伸びるものだと思っていましたが、それは大きな間違いでした。やはり自分から行動しないと何も得ることはできません。日本人の数が多いこの大学で、日本人は日本人同士で固まってしまう傾向があります。留学にきたのにもったいない、絶対私ならそんなことしない、と誰もが思うでしょう。私も以前はそう思っていました。けれど、実際に現地にきてみると、言語が通じる人同士でいることがどれだけ楽なのか、と思い知りました。このままでは駄目だ、ストイックに生きなきゃ、と行動に移し始めた私ですが、みんながみんな同じような志を持っているわけでもなく、なかなか難しいです。

 

そんな中、知り合った中国人の友達と相談してやっといい方法を見つけました。それはひたすらその言語で話す時間を作ること。単純です(笑)日本語を勉強している彼女のために30分ひたすら日本語で話し、その後、私の中国語のために30分中国語で会話をするという方法。

言語を勉強する上で多くの人が「喋れたら書ける」と言います。中国語を書けても読めても、なかなか口は動きませんが、話せたらなんとか漢字を絞り出して書くことができます。いたって単純なことですがこれはすごく大切なことだと実感しています。

 

私たち日本人は勉強をする上で、書いたり読んだりは得意ですが、聞いたり話したり、という実践的なものが苦手な傾向があります。それらを伸ばすためにも自分にあった勉強法を見つけることはとても大切です。

 

 

<話すこと以外にも>

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こっちにきて以来、ずっと続けていることがあります。それは中国語で日記を書くことです。なかなか日記をつけることを始めようとしても続かない私でしたが、言語の勉強と一緒に兼ね併せることで不思議と習慣になりました。留学生同士や中国人と話していて、もし私が間違った中国語を話してもわざわざ修正してくれる人はなかなかいません。これじゃ駄目だなあと思った時に思いついた方法がこれです。日記を中国語で書いて、それを中国人に送って訂正するようにいうと、綺麗に全部突っ込んでくれます。会話の中ではそのようなことできないので、書いて訂正してもらうことで自分の文法力も上げています。

 

あとは、お店の人に自分から話しかけてみたり、中国語のドラマを見てみたり。できる限りのことをしています。早く自分で実感できるくらい中国語が上達すればいいなあと思います。

 

<気づいたこと>
私が思ったのは、言語を習得するのに留学は対して重要じゃないな、ということです。今更何言ってんだ!って感じですが、本当にそう感じています。ここまで読んでもらったらわかると思いますが、私が今している勉強は、全て日本でも出来ることなんです!ほとんどの大学には、留学生が集まる「国際交流センター」なるものがあると思います。そこにいる留学生をスピーキングパートナーとして、win-winな勉強法を見つければ、必ず言語力は伸びるはずです。私はあまり大学のそのような機関を利用していなかったので後悔しています。現地に赴いてそこに身を置くことも大切ですが、自分の身の回りでできることから始めるのもすごく重要なことだと思います。

 

 

もちろん言語以外にも色んなことを身につけられる留学にしたいと思っています。私にとって、環境の変化はなによりも大切なことなので日本では体験できないようなことも沢山吸収したいです。留学を体験された先輩方で、これはやっとけ、とかいい勉強法とかご存知の方ぜひぜひ教えてください〜

 

それでは〜また!今回もありがとうございます😊

再见👋

 

 

 

 

中国留学記⑥

你好👋

<亲爱的朋友>

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最近は授業の課題に追われる日々ですが、とても充実しています。この写真は、大連に来て初めてできた中国人の友達とのものです!みんないい笑顔〜〜!☺︎ 週末よく一緒に勉強をしています。彼女たちは日本語を専攻しているため、中国語を学ぶ私とお互いに切磋琢磨しながら頑張っています。今回は、そんな彼女たちから聞いた中国人大学生の生活を紹介したいと思います!

 

<中国の大学生>

・勉強面

中国の大学生は、本当によく勉強をします。私は彼らの姿を見て、自分がこれまで過ごしてきた大学二年間の勉強に対する態度を振り返り、恥ずかしく思いました。夜遅くまで遊び、朝は時間通りに起きれず2限にも間に合わない、なんてこともよくありました。授業中は寝てしまったり、用もないのに携帯をいじったり。今なら、なんのために学校に行ってんだ!って自分につっこみたくなります。

中国の学生たちは、朝は6時半に起きます。そして7時半から自習が始まりそのまま授業、さらに授業が終わるのは4時過ぎです。その後、夕飯を食べ、また夜にも自習があるそうです。本当にハードスケジュール!宿題も沢山出るので大変、と言っていました。

休日は、大きな図書館の自習スペースが全て埋まってしまうほど、みんな図書館に缶詰状態です。この環境にいると、勉強しないと、と自然に意欲が湧いてきます。私が日本で通っている大学で図書館が人で溢れるのはテスト前だけです。中国の学生達の意識の高さを感じますね。そのため、中国人の友達と一緒に勉強するとめちゃくちゃ捗ります!

 

・生活面

ほぼ全員が寮で暮らしています。寮にはお風呂が付いておらず、全員共同のシャワールームを使用しているようです。冬に濡れた髪のまま歩いて寮に戻る中国人の学生たちの姿を見たときは悲しくなりました。消灯時間も決まっているため、自由はあまりないそうです。大学に入り一人暮らしを始め、悠々自適に暮らしてきた私からすると本当に耐えられない場所だと思いました。また、日本の学生はほとんどの人がアルバイトをしていますが、中国の学生は多くがアルバイトをしていません。勉強に忙しく、時間がないそうです。

 

・恋愛面

中国の学生たちは、高校卒業までは恋愛が禁じられているそうです。親から禁止されているのはもちろん、学校で先生に見つかると先生からも呼び出され叱られると聞きました。勉強がいかに重視されているのか、が分かりますね。その反動で、大学生になると一気に弾けだす人が多いのだとか。ちなみに、中国のカップルは本当にすごいです。(笑)見ているこっちが恥ずかしくなるくらい、人がたくさんいる場所でも堂々とくっついています。

 

<この話を聞いて>

私は中国の大学生の生活を聞いて、スケールは大きくなりますが日本のこれからがすごく心配になりました。もちろん私のような人ばかりではないと思いますが、学業に全力を注いで大学に通っている人はどのくらいいるのでしょうか。少なくとも私の周りには多くないと思います。日本の大学は「人生の夏休み」と言われています。私もそう思っていました。しかし高いお金を出して、思う存分学べる環境にいるのだから、やっぱりうまく活用しないとなあ、と。中国の学生たちは、将来をしっかり見据えて目標を叶えるために必死に努力しているのがすごく伝わります。また中国人は、一人っ子政策で兄弟がいない人がほとんどです。自分が成功しなきゃ、と誰もが思っています。親の愛情を全面に受け、自分のためにお金を費やしてもらっている分、返したいという気持ちがとんでもなく強いようです。中国のこれからを担う私たちと同世代の若者がこれだけ素晴らしいのなら中国は益々発展するんだろうなあと思いました。一部の学生だけをみて言うのは大袈裟ですが、、、でも私たちも頑張らないと!ですね。

 

 

一方で、彼女たちを見ていると、これまでの自分を見ているような気分になります。敷かれたレールを一生懸命に歩いている姿。それにすら気づいていないし、目の前に広がる世界が全てだと思っている。誰かのために生きることが正解だと信じきって進んでいる彼女たちと話していると、本当にそれでいいの?と言いたくなります。国民的要素ももちろん含まれると思いますが、私たちのような自由な選択肢は持ち合わせていないようです。私たちは、割と自由に職業や夢を選ぶことができると思いますが、中国の学生達は、なんだか上に押しつぶされたような息苦しさのなか勉強をしている印象です。私が口出しするようなことじゃないのかもしれません。ですが救い出してあげたいなあ、とか勝手に思っちゃいます。

 

 

 

なんか最後は堅苦しい感想になっちゃいましたが、、、

はい!おしまい!次回は何を書こうかな〜

再见👋

 

中国留学記⑤

你好👋

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<健康診断inチャイナ>中国に行ったら、毎日散歩して運動して痩せてやろうと決めていたのですが、難しそうです。毎日好きな時間に好きなものを食べる生活。そろそろ抜け出さないとなあ、と考えています。そんな中、先日病院で健康診断を受けてきました。中国で一年間留学をするには、健康診断表を提出する必要があります。日本で受けて提出しても良いのですが、中国の健康診断は、日本の半分の値段なんです。半額!だったら中国で受けよう!!!と日本では受けず、大連市内の病院に行ってきました。

<だいっっっっきらいな注射>
以前中国で健康診断を受けたことのある友達から、「中国の採血は本当に痛い、終わってからも1週間は真っ青に腫れるよ」という話を聞いていました。写真も見せてもらったのですが、本当に真っ青。注射が世界で2番目に嫌いな私は、出国前からずっと採血が怖くて怖くてたまりませんでした。高3の時の予防接種も泣きながら、そして看護師さんに腕を押さえつけられながら打ってもらったという、めちゃくちゃ恥ずかしい思い出もあります。さあ視力、血圧、心電図、色んな検査を軽々乗り越え、いざ採血へ〜

やっぱり痛かった。だけど、しかめっ面をしてキャーキャーいう私に看護師さんがずっと「不痛不痛(痛くない痛くない)」と言ってくれてなんとか乗り越えられました。看護師さんってどこの国に行っても白衣の天使さまなんだなあと感じました。
中国の採血は流れ作業のようでした。みんな物ともせず平然と出て行くので、驚きました。こんなに痛いのに。そして自分はなんでこんなに注射が苦手なのだろう、と考えたけれどやっぱり分かりません。(笑)でも誰にでも苦手なものってありますよね。注射が好きな人はそうそういないかもしれませんが、私ほど苦手な人もあまりいないと思います。けれど、もしかしたら私の大好物である生クリームを嫌いな人もいるかもしれません。苦手なものがあるとして、それが、なんで苦手なんだろうって考えたことはありますか?多分何かしら理由があるはずなんです。だって、人それぞれ好きなもの嫌いなものが違うから。やっぱりその原因って育った環境や過去の出来事に影響されている気がします。だけど、兄弟で好きな食べ物、嫌いな食べ物が違ったりするのは、面白いと思いませんか?ほとんど同じ環境で育ったのに、何故だろう、と私はよく思います。ということで、私はいつも前世に理由づけとなる何かがあったんだろうなあと考えています。前世、って回答に現実味が無さすぎますね。もっと確かに〜ってなる答えを持っている方は教えてください。

<中国の病院>
採血を担当してくれた看護師さんは素敵な人だったものの、ほかの検査をしてくれたお医者さんたちは、本当に無愛想でなにもかも適当で驚きました。「仰向け」と「うつ伏せ」の中国語が分からず間違った向きで寝ると、ものすごいため息を吐かれたり、視力検査も2つ確認して終わりだったり。生まれてからずっと日本で暮らし、高品質すぎるホスピタリティに慣れていた分、驚きは凄まじいものでした。そして、私からすると、それは客に対する態度なのか?と疑問に思うことが沢山ありました。しかし中国人は、そのような丁寧さや優しさではなく、人混みの中で一途に、速さだけを求めているように見えました。それならば、需要と供給が合っているのかな、とも思えます。それぞれの国民性にあったサービスが出来上がって行くのだなあと実感しました。病院以外でも、中国のレストランや売店の店員たちは、携帯をいじったりお喋りしたりしながら接客をします。私たち日本人からするとありえない光景ですよね。そのため、サービス業にありがちな、「接客で気を遣いすぎて疲れる」という悩みも無いんじゃないかな、と思います。日本人もピンと張りつめた糸を緩めて、もっと気楽になっても良いのかなあと個人的に感じました。

 

 

 

とりあえず終わってよかった〜〜〜!安心!

 

再见👋

中国滞在記④

你好👋

 

<毎日が異文化交流>

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私が留学している大連外国語大学は、外国語大学というだけあって留学生の数が非常に多いです。中国から近い、韓国やロシア、日本からの留学生はもちろん、ヨーロッパや南米、さらにはアフリカからの生徒も多くいます。そのため、なんとも嬉しいことに多国籍な友達が沢山できました。色々な国の人と仲良くしていると、やはりそれぞれの国の文化の違いって面白いなあと感じます。今回はそれを紹介してみたいと思います。ただし、全て私が見聞きしたことを書くので、100%正しいという訳では無いです。お見知り置きを!

 

<ロシア文化>

私はロシア人3人と共同生活を送っていますが、ロシア人は本当に愉快!歌ったり踊ったりお酒を飲んだり毎日楽しそうです。一緒に住んでいて、特に面白いと思ったのは水タバコの習慣です。体に害は無いタバコと聞きましたが、調べてみるとタバコの何十倍も悪影響なのだとか。しかし、色んな説があるので正直よく分かりません。週に3回ほど皆で順に回しながら吸っています。ロシアでは、宴会の席で絶対に準備されていると言っていました。水タバコは種類が豊富で、毎回どの香りにするか相談して決めています。私も一度体験させてもらったのですが、煙を出すのは難しいし、そんなに美味しいとは感じませんでした(笑)

 

<エジプト文化>

私はこちらに来て早々、エジプト人の友達が3人できました。初めて会うエジプト出身のひとたち。彼女たちはいつも頭に布を巻いています。イスラム教国家のため、女性は外に出るときには必ず布をつけなければならない、という決まりがあるそうです。また、たとえ夫の親族であっても、家族以外の男性には顔を見せるのはよくないとされているようです。また毎朝お祈りをするようにブツブツと呟いてます。信仰を大切にしているのがとても伝わります。エジプトというと、私はピラミッドの印象しか無かったのですが、気候や風土の話を聞いていると、凄く楽しそうで行きたくなりました。

 

<韓国文化>

韓国は日本の隣の国で、旅行に行ったことのある人も多いと思います。私は、もともと縁があり韓国の文化にはずいぶん精通している方だと思っていました。しかし、韓国人の友達と接しているとやはり驚かされる習慣が沢山あります。例えば、食事を残すと喜ばれる、という考え方。日本人だと残さず食べるのがマナーですが、韓国人は食べつくしてしまうと「足りない」という意味になるそうです。この考え方は中国にもあると聞きました。また、年功序列が未だ深く根付いている韓国では、目上の人と出会った際に右手で握手しながら左手を右肘に添える、というルールがあるそうです。

 

<タイ文化>

タイといえば、だれもがオープンで親しみやすい人が多い印象ですよね。私も行ったことがありますが、タイの暖かい雰囲気が大好きです!大学で出会ったタイ人の友達もいつもニコニコしていて、本当に素敵だなあと思います。彼女の話によると、タイ人は名前をコロコロ変える文化があるのだそう。名前だけではなく、親と違う苗字になるということも珍しくないそうです。そして、長い名前を好んでつけたがる傾向があると聞きました。何故そんなに変えるのか聞いてみましたが、中国語が難解すぎて、うまく聞き取れませんでした、、(笑)ごめんなさい。

 

 

 

ここで生活していて色んな国の文化を知れば知るほど、興味が湧いてきます。海外の人と接していると、今まで自分が何気なくしていたこと、1つ1つを考えさせられるようになりました。多様性に溢れた世界なんだなあ、と身をもって感じさせられます。そして当たり前なのかも知れませんが、同じ人間なのにも関わらずこんなにも考え方や習慣が違うのだ、とたびたび驚かされます。育った環境やそれぞれの国の歴史によって生き方が違うことを改めて知れて、本当に面白いです。

寮生活の中で、小さな怒りや我慢が溜まって最近は活気のない日々を送っていました。しかしバックグラウンドが全く違う人同士で暮らして行くのだから、そんな葛藤は当たり前なんだなあ、と今書きながら思っています。

 

 

やっぱり書くってスッキリする!

みなさんいつもありがとうございます〜!

 

再见👋

 

 

中国滞在記③

你好👋

<授業が始まりました>

今週から授業がスタートし、あっという間に1週間が過ぎ去りました。辛苦了。先日のクラス分けテストを経て、私は中級Bクラスに所属することが決まりました。正直、これまで中国語の勉強を真面目にしてこなかったので、自分のレベルの低さに焦っています。けれどここからが勝負。誰よりも努力して、早く中国語を習得できるように頑張ります!

 

<わたしの寮生活>

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ここからは私の体験談を書きたいと思います!寮生活が始まる際の葛藤ストーリーです(笑)

 

まず、私は6人寮を選択し割り当てられた部屋は、まさかの私以外の5人全員がロシア人。まあ私なら上手くやっていけるだろう、と思いながら部屋に入ってみると、すごく冷たい目で「私たち、もう元から友達なの」と言われました。挨拶をしても、名前も教えてくれません。ガーーーーーン。寮生活に物凄く期待していた私はかなり落ち込みました。会話も全てロシア語で、中国語で話しかけてみても、私も向こうも流暢ではないため、すぐに会話が終わってしまいます。さらに、毎晩ロシア人パーティをしているそう。ああ、これからどうしようと1人で部屋に閉じこもって考えた時、自分が努力すればいいんだ!と、この与えられた空間で生活することを決めました。

 

しかしいくら話しかけても、やはり上手くいきません。段々と中国語を勉強することよりも部屋の中で生き抜くことが目的になってきて、全く生きがいを感じませんでした。せっかくの留学生活。限りある貴重な時間をこの空間で過ごしていいのだろうか、と考えました。勿論、自分の頑張り次第でどうにかなるのかもしれないけれど、もうそんな気力も自信もありませんでした。

いつもの私なら自己完結して我慢するはずなのですが、このままじゃだめだー!と今の現状を打破することに決めました。環境の変化は人を変えてくれるってこのことですね!そして勇気を出して中国人の先生にそれとなく相談してみました。すると、あっさり部屋を変えてくれることになりました(笑)ばんざい!

 

新しいルームメイト達との生活は、、、

とってもたのしい!!!毎日、一緒に宿題をしたり中国語でお喋りをしたりご飯を食べたり、本当に充実しています。韓国人1人、フランス人1人、ロシア人3人と多国籍なメンバーで暮らしていますが、お互いを気遣い、尊重しあいながら有意義な毎日を送っています。

 

<この経験を経て>

与えられた環境で自分の良さを発揮できないと感じた時、私は常に耐えて、自分なりの努力をすることを選んできました。そうすることで学ぶことも沢山あり、これまでの経験からそれも良い選択だと思っています。しかし本質を見失ってしまう事は、一番あってはならないことで、自分の目標と目的がしっかりと定まっていた今回、それを意識的に自分の中心において動けていたことに、我ながら感動しています!これからもそのような場面に出会うことがあると思いますが、同じように乗り越えて行きたいです。今回の出来事は自分にとってすごく意味のあるものとなったような気がします!

 

人って、こうやっていろんな経験をすることで成長できるんだなあとしみじみ思います。自分で掴み取った素敵な環境で、伸び伸びと頑張れたらいいな、と思います!

 

今回も長々とどうもありがとうございました〜 !

次回はもう少し、読んでくださる方の勉強になる内容を書こうと思います!乞うご期待!🤣🤣

 

再见👋